2011年10月31日

『原生林キャンプ2011』 詳細レポート

『原生林キャンプ2011』icon22icon22

開催日:H23/10/8(土)~10(月・祝)
開催地:きららの里
参加者:大人1人子ども10人(男9、女2)
スタッフ:おがちゃん、90559、じゅんにぃ、あきこさん
レポート作成:90559

【1日目】(10月8日)
送迎オプションサービスの参加者を本長篠で拾ってから、きららの森へ移動。
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↑きららの森到着。台風で道がふさがれ、遅れてくる参加者もいたため、昼食を食べながら、周辺で遊んで待つことにしました。

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↑90559の私物のスラックラインをちょっと体験。

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↑全員集まったので、自己紹介。

宿泊地のきららの里へ移動。
おがちゃんがチェックインの手続きをしてる時、
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↑「いいもの配りま~す」って言ったら、群がる子どもたち。配ったのは参加者名簿です(笑)
宿泊はログハウス。
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↑2段ベッドでどこに寝るかを決めています。
多利野冒険学校では、基本的に、最初からこちらが寝る場所などを決めるのではなく、子どもたち自身で話し合って決めてもらっています。

キャンプはやることがたくさんあります。ごはんも待ってるだけでは出てきません。
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↑さっそく夕ご飯の準備が始まりました。
ここでも、強制的にやらせるのではなく、「やりたい子がやりたいことをやる」というかたちで準備が進みます。
やりたいことを自主的に楽しんでやってもらうことで、スタッフが「なになにしなさい!」と言わなくても子ども自ら動くようになります。
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↑やりたい調理が終わると、遊びに行く子どもたちもいます。でも、それでいいのです。
「みんな一緒に調理しなさい!」だと、遊んでる子に対して、手伝ってる子の不満「なんであの子は遊んでるの?!」が出ますが、「やりたい人だけやりたいことをやればいい」だと、調理したい子は調理するし、遊びたい子は遊ぶ、それぞれにやりたいことをやってるので、だれも文句は言いません。遊んでる子も調理したくなったら戻ってくるし、またその反対もあります。
自分のやってること、周りの状況にちゃんと納得していれば、不満も文句も出ないのです。

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↑森林インストラクターのじゅんにぃが山で採った「国産マツタケ」を持ってきてくれました。
ありがたくみんなで食べさせていただきました。
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↑キャンプのご飯は時間が早い。17時には夕食でした。

ご飯を食べて、少しのんびりしたら、星空観察に出発!
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↑じゅんにぃが持ってきてくれた望遠鏡で星を眺めます。

ログハウスに戻って、トランプなどで遊んで、22時には就寝です。


【2日目】(10月9日)
いつも通り、朝早く起きる子がいるかと思いましたが、さすがにベッドは寝心地がいいようで、早起きの子はいませんでした。
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↑ログハウスの前で朝のゆったりティータイム。
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↑朝から元気な子どもたちは、朝食前にフリスビーで楽しんでいました。
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↑以前参加した時に教えたロープの結び方(片方から引っ張るとスルスルと解けていく)で90559を拘束(笑)
結び方を覚えててくれたのがうれしかったので、記念にパチリ。

朝ごはんが終わり、今日は原生林ハイクに行きます!
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↑行動食のおかしに群がる子どもたち。
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↑今回は自分だけの原生林地図を作るために、メモを取りながら歩きます。
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↑ところどころでじゅんにぃの解説が入ります。キクイムシの解説中。

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↑穴が開いてる木を発見。
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↑向こうが丸見え。
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↑上にも穴が続いています。木の中は空洞のようです。

台風の影響もそこかしこに見られました。
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↑木の年輪を数えています。
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↑木が根っこから浮き上がっていて、下には池のように水が溜まっていました。

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↑鳥の声がいろいろ聞こえますが、姿を見つけるのは一苦労です。
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↑毎年撮ってるカエルのブナ。
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↑上の写真に写ってる黒い服の子が撮った写真がこちら。

大きな木が倒れていたので、苔生したその上を歩いて行ったら・・・
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↑すごく大きいサルノコシカケを発見!
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↑途中にはプニプニした感触の変なものもありました。

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↑これも毎年撮ってるコアラの木。
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↑上から下まで白いキノコでびっしり埋まった切り株。
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↑小さくてかわいいカエルも発見!

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↑見たことないキノコだったので、撮影。
調べてみたらどうやらカエンタケというキノコらしい。
毒があり、触れるとかぶれる。食べると死に至ることもあるらしい。
「わからないキノコには触らない」ことが重要。

原生林ハイクを終え、川原で昼ごはん。
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↑靴を濡らしてしまう子が続出(笑)
水がすごく冷たいのに普通に裸足で川に入る子も続出(笑)
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↑木登りもやりました。
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↑石でコースを作り、葉っぱや枝を流してレースが展開!
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↑最後のゴールにはラップの芯のトンネルが待ち構えています。

ログハウスに戻り、今日の夕ご飯はドラム缶窯ピザです!
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↑発酵中。どんどん膨らんでいきます。
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↑ドラム缶窯。まずは窯全体を温めます。
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↑トッピングはそれぞれ好きなものをのせました。
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↑焼き上がり!
フルーツを乗せた、スイーツピザとかも作りました。

お腹もいっぱいになり、あたりも暗くなったので、夜のお散歩に出かけました。
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↑お散歩だったはずが、なぜか橋の下にいる大きな魚を捕まえることになっちゃいました。
結局捕まらなかったのですが、夜だけこの橋の下にいるみたいです。

ログハウスに戻って、シャワーを浴びて、おやすみなさい。


【3日目】(10月10日)
3日目はまったくもって誰も起きてきません。ここぞとばかりに90559もゆっくり寝かせてもらいました(笑)
朝ごはんの準備を始めるとぼちぼち起きてくる子が出始めました。
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↑開けにくい缶切りでがんばって開けています(笑)
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↑起きてしまえば元気いっぱい!朝からフリスビー野球です。

朝ごはんが終わり、部屋の片づけ・掃除が終わったら、今日は原生林の絵地図を作ります。
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↑あきこさんが講師です。
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↑拾ってきたものや図鑑などを見ながら、絵にしていきます。
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↑個性あふれる絵地図が完成しました。

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↑90559も参戦しドッジビーで白熱した戦いが繰り広げられています。
チーム分けのやり方がユニークでした。出身県で分かれる、たりぼうのリピーターと初参加で分かれる、などなど。

お昼ごはんは川原に行って食べました。
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↑3日間とも天候に恵まれ、気持ちよく過ごせました。
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↑近くにいたおじさんがクワガタをくれました。近くの木で捕まえたようです。
だいぶ疲れてる感じだったので、少し遊んで、森に帰しました。
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↑この日もレースが展開。ダムもでき、コースへの水の流入量が増えていました。

楽しい時間が過ぎるのは早いもので、終わりの時間が近づいてきました。
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↑3日間の感想を聞きます。ほかの人の感想を聞いて、さらにつけたして言いたくなる子もいました。
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↑最後に絵地図をもらって終了です。


家に帰って、絵地図を見ながら、原生林のことを話せたかな??
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プロフィール
たりぼう
三河遠州をフィールドに環境教育・自然体験活動を実施している冒険系自然体験活動団体『NPO法人多利野自然学校』です。
主に小中学生を対象とした、自然体験活動・環境教育・野外活動を主催しています。 キャンプ・ロッククライミング・木登り・シャワークライミング(沢登り)・川下りなどなど、冒険系体験活動が得意です。
外部団体への講師派遣・各種プログラムの出張運営も可能です。お気軽にご相談ください。

ロッククライマー、ケイバー、元消防救急隊員、レクリエーションや子どもの健全育成を実施してきたメンバーが集まり活動しています。

愛知県と静岡県の県境をまたいで活動中。
主な活動フィールド
愛知県新城市⇔静岡県浜松市

多利野の古民家【地図】

代表:おがちゃん


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